こういった疑問をお持ちの方に読んでほしい記事となっています。
香港市内で観光したあと、市内からフェリーでマカオへ、帰りはマカオから香港空港に戻る、というのが香港旅行の王道ルートの1つだと思います。
香港市内からマカオに向かうときはフェリーが便利ですが、マカオから香港空港に戻るときは、「港珠澳(こうじゅおう)大橋」を渡ってバスを利用する方が便利です。
始めてマカオから香港までバスで移動する方が焦らなくていいように、道順やおおよその所要時間、料金を解説しています。
私は複数回利用していて、わかりづらかった点などもまとめていますので、ぜひ旅行のスケジュール管理に活用してください。
マカオ市内からマカオ入国管理局へ
マカオー香港をバスで移動する場合、まずマカオ入国管理局に向かいます。
マカオ市内からは、バスかタクシーを利用します。
バス
101X と 102X の2路線
・101X路線 = 24時間運行:マカオ半島内
・102X路線 = 6~24時運行:マカオ半島とタイパ地区
6HKD(※24年5月現在 1HKD≒20円)
タクシー
120HKD程度(※24年5月現在 1HKD≒20円)
フェリーターミナルとは異なる点に注意しましょう。
バスでのルートは2つ
始めにバスの経路を解説します。
香港とマカオはどちらも中国の一部ですが、国際法上は異なる国として扱われます。
ですので香港ーマカオ間の移動では、日本ー香港と同じように「出国手続き」と「入国手続き」が必要です。
図にまとめると移動ルートはこんなかんじです。
バスの種類は2種類あります。
ゴールデンバスルート(オススメ)
先ほどの図の黄色のルートにあたります。
便数の多さやコストを考えると、こっちの方がオススメです。
ゴールデンバスルート(HZMバス)
- チケット購入から空港到着までの時間:約2時間
- 料金65+9.1$=74.1ドル(夜間は+5ドル)
- 24時間運航
このルートの良さは、便数の多さと料金の安さです。
イマイチな点としては、入出国の手続きが多いこととバスの乗り換えが必要になる点です。
チケット後、マカオ出国の手続き済ませバスに乗り込む
まずはHZMのバスカウンターで香港の入国管理棟までのバスチケットを購入します。
購入後、すぐ目の前にある手荷物検査場を通過します。
そのままどんどん奥へと進み、イミグレーション(出国手続き)も通過しましょう。
通過後はバスターミナルに出ますので、金色のバスに乗り込みます。
バスは自由席で、乗客がある程度乗り込むと出発するみたいです。
特に時間が決まっているわけではありません。
バスは約45分ほどで香港の入国管理局に到着します。
香港入国手続きを済ませて空港まで移動
バスが到着したら、香港の入国カードを記入して入国手続きに進みます。
手続きが終わると、こちらもバスターミナルに出ますので、B4の乗り場を目指してください。
案内がごちゃごちゃしていて、わかりづらいですので要注意です。
タクシーは約$100です。
香港国際空港行きバス
料金:$9.1 ※クレジットカード不可 おつりは出ません
5:30‐1:00 15分間隔
1:00‐5:30 30分間隔
所要時間:15~20分
香港空港直行ルート
続いて香港空港直行ルート紹介します。
先ほどの図の青色のルートにあたります。
空港直行ルート
- チケット購入から空港到着までの時間:約2時間
- 料金:280HKD
- 1時間に1本
このルートの良さは、香港国際空港までの手続きが楽な点です。
イマイチな点は、料金がゴールデンバスルートよりも3倍ほど高いことです。
公式HPからバスの事前予約や時刻表も確認できますので、関心のある方は下のリンクから移動してみてください。
マカオ香港エアポート直行便 (macauhkairportbus.com)
バスのチケットを購入後、チェックインを済ませる
バスのチケット購入後、手荷物検査を通過します。
すると正面に香港空港のカウンターがあるので、ここで搭乗券の予約確認を行います。
その後はそのまま通路を奥へと進みイミグレーション(出国手続き)も通過して、香港へ向かうバスに乗り込みます。
香港空港到着後、免税処理を行い保安検査場を通過しトラムで移動
香港到着後、まずチェックインカウンターに行き、搭乗券とタックスリファンド(空港税の返金)の申請書をもらいます。
申請書は保安検査を通過後に、タックスリファンドデスクで返金処理を行うために必要になります。
その後はトラムに乗り、搭乗ゲートまで移動してください。